2009年3月10日火曜日

PowerMac G3にUbuntu8.04をインストール その2

CD-Rから起動できたら、パーテションなどの設定になります。画面の指示に従って設定を決めていきます。

主な設定内容はここに箇条書きしたので参照してください。
http://amzn1.blogspot.com/2009/01/power-mac-g3ubuntu804lts.html

パーテション設定画面




















パーティションの設定画面はこんな感じ。
ここからパーティションを切っていきます。bootとswap領域を十分に取る。swap領域はメモリの2~3倍くらいで良いらしい。メモリは512kバイトだったので、2倍強ぐらい。

#1 32.3kB Apple //do not use
#2 1.0MB (NewWorld boot Partition)
#3 23GB /
#4 5.0GB /home
#5 500MB /boot
#6 1.2GB swap
1.0GB FREE

ポイントは#1と#2の領域を残しておくこと。コンピュータが起動できなくなる。


次にミラーサーバーの設定。これを設定しないとapt-getできない。
ミラーサーバーは最近変更されたらしいので、正しいものを設定する。
変更前(間違い):http://archive.ubuntu.com/
変更後(正しい):http://ports.ubuntu.com/ubuntu-ports/


再起動を要求してくるので、再起動するとインストール完了。

PowerMacにUbuntu8.04をインストール その1

この前PowerMac G3にUbuntu8.04LTSを入れたのですが、そのときキーワードとなったのがppcです。
ppcとはIBMが開発したマイクロプロセッサーのことで、フルスペルだとPerformance Optimization With Enhanced RISC for Personal Computerだそうです。

参考 PowerPCとは http://e-words.jp/w/PowerPC.html


今回使ったPowerMac G3にもPowerPCが搭載されていました。









Ubuntu8.04はppc版
Ubuntuの公式ページからダウンロードできるISOイメージはインテルのCPUに対応しているので、PPCに対応しているISOイメージでCD-Rを作らないといけません。PPCに対応しているUbuntuは下のリンクからダウンロードできます。
http://cdimage.ubuntu.com/ports/releases/hardy/release/


CD-RからG3を起動します。まずCD-Rを入れてから再起動します。起動音がなった直後に"c"を押すと、CD-Rから起動できます。"c"を押すタイミングが重要なので、成功するまで繰り返しましょう。

CD-Rから起動できると、各種の設定画面になります。